名前は知ってるけど今更聞けない!シェリー酒って何?

「シェリー酒」
一度は名前を聞いたことがあるお酒だと思います。
でも、シェリー酒って何?とは今更聞けませんよね。
今回はそんなシェリー酒について紹介したいと思います。
シェリー酒とは
シェリー酒というのは、ワインのことです。
リキュールやスピッツ系と思われることも多いですが、ワインなんです。
とはいえ、そう思われることが多い理由が、ワインの中でも特殊なタイプのワインだから。
シェリー酒は酒精強化ワイン(フォーティファイドワイン)というジャンルに入ります。
ワインの発酵中に、蒸留酒を加えてアルコール度を高めることから、酒精強化ワインに属するようになりました。
普通のワインに比べてアルコール度数が高いワインがシェリー酒と思っておくと簡単そうです。
そのアルコール度数はというと、通常のワインが15度程度でありながら、シェリー酒はそれ以上〜22度程度です。
また、シェリー酒はスペインのアンダルシア地方で作られます。
ぶどうは3種類からなり、1種類が辛口、他2種類が甘口用に使われるタイプのものを利用します。
そのため、辛口、半甘口、甘口、極甘口という様々な分類のシェリー酒が存在しています。
多くのタイプから選ぶことができるので、食前酒としてのシェリー酒を自分の好みで選ぶことができるんです。
(近年では、食前酒として飲むのは、シャンパンやスパークリングワインがメジャーとなっていますが、少し前まではシェリー酒がメジャーでした。)
男性とバーへ行った時の注意
最近はあまり気にされないようですが、シェリー酒を男性とバーに行った時に頼むのは注意が必要。
「シェリー酒をお願い」「シェリー酒で」というのは、「今夜は帰りたくない」という意味になるからです。
さらに、「今夜は私をあなたに捧げます」といった意味にもなります。
つまり、「夜のお誘い」になってしまいます。
そこで男性が奢ったり、「どうぞ」と言ったら、OKとなります。
逆に、男性から女性にお伺いを立てたり、今夜はどう?というお誘いの場合、ポートワインを女性に勧めるようです。
なお、断る場合にはカクテルの「ブルームーン」を。
酒言葉は「できない理由」「拒否」などネガティブな言葉にあんっています。
つまり、「お断りです」ということになります。
ここで紹介はしましたが、そこまで深読みする男性は、相当お酒が好きな人でしょう。
あまり気にせず飲んでも大丈夫です。
シェリー酒を探して飲んでみるのもいいかも
シェリー酒は意外とお酒の専門店などで購入することができます。
ワインの一種であるシェリー酒を探して、自分好みのものを探してみると楽しいかもしれませんね。