あなたは大丈夫?お酒を飲んだら筋肉痛に…それもしかしたら「アルコール筋症」かも

お酒を飲んだら筋肉痛になった経験はありませんか?実はそれ、もしかしたらアルコール筋症という病気になっているかもしれないんです。
アルコール筋症がどういった症状なのか、それについて説明していきます。
症状について
参照:http://onayami-iroha.com/hamstrings-cure-muscle-pain-659
アルコール筋症の症状は以下のような症状があげられます。
- お酒を飲むと関節が痛い
- お酒を飲むと筋肉痛になる
- お酒を飲んだ翌日に胸や足の筋などが痛くなる
- お酒を飲むと痺れたように感じる
などといった、筋肉や関節が痛むような症状が主な症状。
いずれかが当てはまると、もしかしたらアルコール筋症の可能性があります。
アルコール筋症とは?
多くの場合、アルコール筋症というよりは「急性アルコール筋症」(ミオパチーとも呼ばれています。)であることが多いです。
アルコール筋症とは、アルコールの過剰摂取によって、筋肉(筋繊維)が破壊されていく症状で、長期に渡って過剰摂取を続けると、「慢性アルコール筋症」になってしまい、筋力の低下や筋肉が萎縮してしまいます。
アルコール筋症の原因
参照:https://peraichi.com/landing_pages/view/uwhwd
アルコール筋症の原因とされているのが、水分とビタミンの不足。アルコールは肝臓で分解されますが、その際に水分とビタミンを使います。アルコールを過剰摂取することによって、水分とビタミンもその分必要になってくるわけです。すると、体の水分とビタミンが不足する。
そうなるとどうなるか?筋肉が破壊されてしまいます。破壊された筋肉はなかなか元には戻りません。
どのように予防するか
参照:http://xn--utx279d.oishiine.net/water.html
アルコール筋症だからといって、お酒をやめましょう。ということにはなりません。お酒が好きで過剰摂取している人が多いため、厳酒するというのも難しいと思います。(ほどほどにした方が良いとは思いますが。)
お酒を飲んでいる間は、お酒を飲みつつ定期的に水を飲んだり、ビタミンが豊富なおつまみを食べるなどといった対策を。ナッツ類や豚肉、果物を使ったおつまみはビタミンが豊富なのでおすすめです。
お酒を飲んでいない時も、積極的に水分の摂取をしましょう。水かスポーツドリンクが良いとされています。
もしかしてアルコール筋症かも?と思う方や、日常的にお酒を飲む方は、日常からビタミンが豊富な食べ物を食べたり、水分を摂取するだけではなく、ビタミン剤なども摂るようにすることで、予防していくことができると言われています。
アルコール筋症になっている時点で、筋肉が破壊されているので、破壊された筋肉を元に戻す、筋肉を付けるというのは時間がかかります。そうならないためにも、お酒はほどほどに。
ほどほどが難しいのであれば、ビタミンをとったり水分などを積極的に摂るようにして、事前の対策をとるようにしていきましょう。